コーヒーは体にいいの悪いの、どっち?コーヒーの6つの作用について詳しく解説。

Dr.コバ

こんにちは。Dr.コバです。多くの方が普段よくお飲みになるコーヒー。コーヒーは美味しいですし、頭の中が冴えますよね。でも、コーヒーも飲み方によっては体に悪い方向に働きます。この記事をよく読んで、理解を深めてから、うまく付き合うようにしてくださいね。

あなたはコーヒーを飲みますか?

きっと日本人の多くの方が飲んでいることでしょう。

いろいろな調査を見てみると、およそ7割程度の方がコーヒーを毎日飲んでいるようです。

僕はですね、飲んだり飲まなかったりです。

1ヶ月以上、飲まなかったりすることもあります。

コーヒーを飲んでいる状態と飲まない状態で体調に変化がありますので、かなり注意しながら飲んでいます。

僕の持論から申しますと、僕はコーヒーを飲まない方が良い状態を保てます。

自分との体との対話の結果、そのような結論に達しました。

あなたの結論は僕と違っても、大丈夫だと思います。

でも、コーヒーのことをよく理解してから考えてみましょう。

この記事では、コーヒーのメリット、デメリットについて、いろいろな角度から考察していきます。

最後までお付き合いくださいね。

コーヒーには、どんな栄養が含まれている?

あなたは、コーヒーの栄養はご存知ですか?

「カフェインが入っている」、「糖分は入っていない」などは考えたことがありますか?

コーヒーの原材料や作り方から見ていきましょう。

コーヒーはコーヒー豆から作られますね。

コーヒー豆って、「豆」じゃなくて、実は種子なんですね。アカネ科のコーヒーノキという植物にできる「コーヒーチェリー」という実の中にコーヒー豆の元となる種子が入っているそうです。

種子といえば、お米もそうですし、ナッツ、ゴマ、チアシードなども種子ですよね。いずれも、栄養満点です。「種」は、これから芽を出すために必要な栄養分を蓄えているわけですね。

ですので、コーヒー豆そのものは、すごく栄養豊富です。でもコーヒー豆を食べる人はほとんどいないですよね。

コーヒー豆を挽いてドリップしてできるのがコーヒーですね。

それでは、コーヒーに含まれる栄養素はどのようなものがあるでしょうか。

コーヒーに含まれる栄養素
  • カフェイン
  • クロロゲン酸

これから、それぞれについて解説します。

クロロゲン酸とは?その働きを解説。

クロロゲン酸っていう名前はご存知でしたか?

クロロゲン酸とは、ポリフェノールの一種です。

ポリフェノールで有名なのは、次の通りです。

ポリフェノールの例
  • ワインに含まれるアントシアニン、レスベラトロール
  • カカオに含まれるカカオポリフェノール
  • 緑茶などに含まれるカテキン

ポリフェノールは『抗酸化作用』と言って、体内で発生した活性酸素を無毒化する作用があります。

万病をもたらす活性酸素、ぜひ除去したいですよね。

しかし、このクロロゲン酸、一つだけ注意が。

「鉄分の吸収を邪魔する作用」があることです。

コーヒーを飲みすぎると、貧血の原因になることがあります。

鉄分を含んだ食材、サプリメントを摂る前後1時間は、コーヒーを飲まない方が無難です。

ちなみに、僕はコーヒーを飲むのはほとんど空腹の時です。

同じことが、お茶にも言えます。

紅茶や緑茶にはタンニンが含まれ、クロロゲン酸と同じく、鉄分の吸収を邪魔します。

原因不明の貧血がある方は、ご注意くださいね。

次はカフェインの解説をします。

コーヒーやお茶が原因で鉄不足になっている人をたまに見かけます。

カフェインの主な作用6つとは?

コーヒーといえば、カフェインですよね。カフェインを摂るためにコーヒーを飲む人が多いことでしょう。

コーヒーを飲むと、頭の中がシャキッとして、仕事の能率が上がったりしますよね。

さて、1杯のドリップコーヒーにはカフェインが80mg含まれていると言います。缶コーヒーやインスタントコーヒーなどでもカフェイン量の違いがあるようです。

カフェインの1日の推奨量をご存知でしたか?400mg未満です。ドリップコーヒーで言うと、5杯でカフェイン400mgに達しますね。

なぜ、量を制限する必要があるのでしょうか?

摂りすぎると、命に関わるからですね。

知っていましたか??

1日5g以上、カフェインを摂ると、死に至る恐れがあるのです。

慢性カフェイン中毒、急性カフェイン中毒というものがあります。今回はカフェイン中毒については触れません。

それでは、カフェインにはどのような作用があるのでしょうか?

カフェインの主な作用を挙げてみます。カフェインは主に交感神経を刺激しますので、体をアクティブな方向にさせます。

カフェインの作用
  • 目覚まし作用
  • 尿を多く出す作用
  • 脂肪を燃焼させる作用
  • 疲労を回復させる作用
  • 血管を収縮させる作用
  • 胃酸の分泌を刺激する作用

それでは、カフェインの作用についてそれぞれご説明していきます。

目覚まし作用のメリットとデメリット

カフェインの作用の1つ目。『目覚まし作用』です。

朝の目覚ましにコーヒーを飲む人は多いことでしょうね。

実際、かなり目が覚めますよね。

「コーヒーナップ」という方法をご存知ですか?

お昼に少し仮眠を取りたい時にコーヒーを飲んで寝れば、ちょうど30分ほどでコーヒーの覚醒作用が出てきて、スッと目が覚めるというものですね。

それと、大事な仕事の前にコーヒーを飲むと、頭がシャキッとして集中力が増しますよね。

コーヒーの「覚醒作用」はここぞ、という時に利用したいものですね。

ここで注意していただきたいのは、「覚醒作用」が『不眠』につながりかねない、ということです。

特に夜が近くなってから、コーヒーを飲むと、眠れなくなる人がいますよね。

実は、僕もその一人です^^;

カフェインの半減期は4~6時間と言われています。

最低でも寝る6時間前より後には飲まない方がいいでしょう。

ちなみに僕はコーヒーは午前中しか飲みません。

それでも、毎日コーヒーを飲んでいると、睡眠の質に影響します。眠りが浅くなり、疲れもやや取れにくくなる感じがしますね。

毎日1-2杯程度のコーヒーでも、睡眠の質に影響している可能性があることは心に留めておいてくださいね。

次に尿を多く出す作用について解説します。

覚醒作用と不眠は紙一重ですので、くれぐれも気をつけてください。

尿を多く出す作用のメリットとデメリット

カフェインの作用の2つ目。『尿を多く出す作用』です。

コーヒーを飲むと、尿が近くなりませんか?

これもカフェインの作用によるものです。

むくんだりしやすい人にとっては、利尿作用はいいものかもしれませんが、人によっては、「尿が必要以上に出過ぎる」可能性があります。

すると、体に必要な水分が尿になって出てしまうため、「脱水状態」になりかねないでしょう。

脱水状態になると、どんな症状が出ますか?

肌が乾燥したり、口が乾いたり、尿が濃くなったりしますね。

また、注意しなくてはいけないのは、コーヒー以外の水分をほとんど摂らない人ですね。

なたの体は、知らないうちにカラカラになっているかもしれないですよ?

コーヒーを常飲していて、気付かずに脱水状態になっている人は結構多い印象です。

脂肪を燃焼させる作用のメリットとデメリット

カフェインの作用の3つ目。『脂肪を燃焼させる作用』です。

これはあまり知られていないことかもしれないですね。

また、2020年の中国のデータでコーヒーが代謝を上げ、脂肪燃焼を促進するということが示されました。

これはコーヒーが交感神経を刺激することによって、代謝をアップさせることによるものです。

しかしコーヒーは連用により効果が薄れる性質がありますので、コーヒーを毎日飲んだからといって、ダイエット効果が続くとは限りません。

本気でダイエットしたい方は、コーヒーに頼るよりも、正しい食事と運動を行ないましょう

2009年の国内のデータでコーヒを飲んでいる人の方が、2型糖尿病になりにくいということが示されました。コーヒーによるリラックス効果によるものとされています。

疲労を回復させる作用のメリットとデメリット

カフェインの作用の4つ目。『疲労を回復させる作用』です。

コーヒーを飲むと、やる気が出たり、疲れが和らいだりしますよね。

「よし、あともう少しだ!がんばるぞ!」という気持ちになれるでしょう。

コーヒーが疲労を回復させる効果は、交感神経を興奮させるカフェインの働きと、クロロゲン酸の働きも加味されます。

このコーヒーの効果もうまく利用したいものですね。

ここからは、僕の経験談になりますが・・・

確かに、コーヒーを飲むと、一時的に体は楽になります。

しかし、仕事が終わった後など、「ドッと疲れが襲ってくる」感覚に捉われます。

このことは、コーヒーが疲労そのものを取り除いているわけではないことを示していると考えます。

疲労を一時的に緩和させるけど、後に疲労を残してしまう、ということです。

つまり、「疲労回復すべきタイミングを先延ばししてしまう」ことを意味します。

慢性疲労の原因になり得るのです。

実際に、カフェインに依存すると「副腎疲労」になりやすいと言われています。

カフェインに依存しがちだった方が、カフェイン離脱をはかるのは、こういった理由からなのではないでしょうか。

カフェインの疲労回復効果に頼りすぎないように、十分な休息を取りましょう。

血管を収縮させる作用のメリットとデメリット

カフェインの作用の5つ目。『血管を収縮させる作用』です。

血管を収縮させる、つまり血管をギュッと縮める作用です。

これもカフェインにより交感神経が刺激されることにより生じます。

心臓の働きを活発にして、血管もギュッと縮めて、一気に血液を全身に送り出します。いわゆる「血行を促進させる作用」ですね。

確かにホットコーヒーを飲むとポカポカしますよね。

アイスコーヒーはもちろん、体が冷えますよね。

そもそも、コーヒーって、体を冷やすのか、温めるのか、どちらなんでしょう?

コーヒーは南米などの南国で採れますよね。

東洋医学では、暖かい地方で採れる食物は、食べると『体を冷やす』物としています

実際に、コーヒーの血管を収縮させる作用は、手足の血管も収縮さえてしまうと、血液が送りづらくなり、「手足が冷える」ことになります。

冷え性の方がコーヒーを飲み続けると、冷え性が悪化することがありますので、ご注意を。

頭痛持ちの方がカフェインを摂取するのは要注意

コーヒーを飲んでいる方で、頭痛持ちの方はいらっしゃいませんか?

前の項目でご説明した通り、カフェインは血管に作用します。

カフェインで頭の血管が収縮した場合、逆に血管を拡張させようとする働きが起きることがあります。

この時に、『頭痛』が生じる恐れがあります。

血管が拡張すると、バクバクとした拍動を感じます。『片頭痛』と言います。

カフェインで誘発される頭痛もあることを覚えておいてください。

そして、すでに頭痛を持っている方は、カフェインとの付き合い方を考えてみましょう。

胃酸を分泌させる作用のメリットとデメリット

カフェインの作用の6つ目。『胃酸を分泌させる作用』です。

カフェインは胃酸を分泌させ、食欲を増します。

食欲がない方にとっては、いい作用かもしれないですね。

しかし、普段から食べ過ぎの傾向のある方は、ただでさえ胃酸が多い傾向にあります。

そこにコーヒーを飲むと、胃酸がさらに多くなります。

そのことが、胃酸過多による病気である胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎のリスクとなります。

また、カフェインが胃酸を分泌させることで、間接的に膵液(膵臓から出る消化酵素)も出してしまいます。膵炎など膵臓がよくない方もカフェインには気をつける必要があります。

「空きっ腹」でコーヒーを飲むと胃がただれることがあるのも、カフェインが胃酸の分泌させることによりますね。(僕はコーヒーで胃が調子が悪くなったこと今のところはないです)

カフェインの感受性は個人差が大きい!

今まで、カフェインに関する作用、メリット・デメリットを解説してきましたが、デメリットを今まで全く感じたことがない方もいらっしゃるかもしれません。

カフェインは一人一人、感受性がかなり違います

僕はかなりカフェインに敏感なようで、1日2杯以上飲むと、睡眠にかなりの悪影響が生じます。

一方で、4-5杯飲んでも、睡眠に全く影響のない方もいらっしゃるでしょう。

このような「カフェインによる感受性」は個人の体質によるところが大きいと思います。

ご自分のカフェイン感受性をしっかり把握した上で、コーヒーとうまく付き合うようにしてください。

カフェインは結局のところ・・・◯◯◯なんですね。

それでは、最後にカフェインの作用とそのメリット・デメリットについてまとめてみます。

作用メリットデメリット
目覚まし作用30分ほどで目が覚める不眠につながる可能性
尿を多く出す作用むくみを改善脱水になる可能性
脂肪を燃焼させる作用代謝をアップ長期的な効果は期待乏しい
疲労を回復させる作用一時的に疲労感を緩和疲労回復を遅らせる可能性
血管を収縮させる作用血行を促進冷え性を悪化させる可能性
胃酸の分泌を刺激する作用食欲をアップ消化器系に障害を起こす可能性
カフェインの作用とメリット・デメリット

この表を見て、何か気づきませんか??

すべての作用にメリットとデメリットがありますね。

これは薬における効能と副作用に似てますよね。

はい、カフェインは結局「クスリ」の一種なんですね。

ですので私達はコーヒーなどカフェインを含む飲料は薬だと思って、対処する必要があるということです。

カフェインは厳密に言うと、体にとって必要な栄養素ではありません。

体にとっては一種の異物なんですね。

異物と言えど、「いいクスリ」ではあると思います。

あなたも、コーヒーをうまく活用して、賢く健やかに生活しましょうね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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