だし巻き卵って美味しそうニャ〜。でもリンちゃんは缶詰の方がいいニャ!
お子様から大人まで、みんなが大好きな「卵焼き」。あなたは毎日食べていますか?
卵はアミノ酸スコア100の良質なタンパク質です。
朝食にはうってつけですね!
アミノ酸スコアについては下の関連記事をご覧ください。
実は僕は1年前までは、卵焼きは全く作れませんでした。
作ろうとしても、形にならないか、黒焦げになってしまっていました(泣)。
男性で卵焼きをうまく作れる人はそう多くはないと思うのですが、いかがでしょうか。
でも、なんとか卵焼きをうまく作れるようになりたい!という強い気持ちを持っていました。
ここ最近は毎朝ではないですが、朝に卵焼きを作ることがルーチンになっていました。
そしてようやく、ブログに載せてもいいかな、というクオリティのものが作れました。
卵焼きを作るのが得意な人から見れば、まだまだかもしれませんが。
そして、卵焼きに入れる調味料についても若干の試行錯誤がありました。
今は甜菜糖(てんさいとう)を入れるのが一番だと思っています。
卵焼きにどんな調味料を入れるかは、けっこう人によって違いがあるのではないでしょうか?
調味料についての考察も後ほどしていきますので、ご覧くださいね。
それでは早速、作っていきますね。
材料を混ぜ合わせる
僕は卵焼きを作る時は、卵を3つ使っています。
卵を割って、中身を注ぎ口のついた計量カップに入れています。
計量カップを使うと、フライパンに卵を注ぐときに量の調節がしやすいのですね。
そして、甜菜糖を小さじ3杯入れます。
卵1つにつき、甜菜糖を小さじ1杯を入れると、ちょうどいい甘さになるかと思います。
そして、『出汁』も適量(20~30mlぐらい?)入れます。
我が家の出汁は、日高昆布と鰹節からしっかり取ったものを使っています。多めに作って、冷蔵庫に保管しています。
今写真を見ると、白身が混ざりきってない気がしますが・・・
さあ、フライパンで焼いていきましょう。
実際に焼いていく!
フライパンは「卵焼き専用」のものを使います。
これがないと、僕にはとても作れません。
途中過程の写真は撮れませんでした。
卵焼きは時間との戦いになりますので・・・
気が向いたら三脚を立てて、動画でも撮りましょうかね(笑)。
僕は卵汁を3回に分けてフライパンに入れ、巻いていきます。
料理器具は菜箸とターナーを両方使います。
卵を固める時は中火にし、卵を巻く時は弱火にします。
ちょっとでもタイミングと火加減を誤ると、焦げてしまいます。
特に、甜菜糖を使うと焦げやすくなりますので、慎重に焼かなければなりません。
3-4分ほど苦労してできたものがこちらです。
ちょっと凸凹がついてしまいました。
こんな風に撮影したら、美味しそうに見えますかね(笑)。
味はとてもGoodでした!!
なぜ甜菜糖を使うようになったか?
作り方はみなさんの方がもっともっとお上手なはずですから、僕が語るほどのものではないでしょうね。
卵焼きに使う調味料はいろいろと考えてきました。
我が家はもともと、健康に配慮して白砂糖は使いません。
以前は調理に黒砂糖を使っていました。
しかし卵焼きに入れても、すぐに焦げてしまうし、あまり甘くもなりません。
そこでスーパーで見つけたのが『甜菜糖』でした。
あなたは、甜菜糖を使ったことがありますか?
僕が住んでいるところの近くには「ビート畑」があって、工場でビートから甜菜糖が作られています。
実は北海道には馴染みが深いのですね。
そんなことで愛着が湧き、甜菜糖を使うようになりました。
甜菜糖、実はとても健康にいい糖質なんですね。
主なメリットを挙げてみます。
- GI値が低い
- オリゴ糖が豊富で腸内環境や便通にも良い
- ミネラルが豊富
甜菜糖のメリットについてそれぞれ解説していきます。
GI値が低い
GI値、ダイエットをやったことがある方はよくご存知なのではないでしょうか?
GI値とはGlycemic Indexのことで、摂取することで「血糖値が上がる度合い」を示したものです。
血糖値が上がるということは、膵臓から血糖値を下げるためのインスリンが分泌されるということです。
インスリンは血糖値を下げてくれますが、同時にグルコース(ブドウ糖)を脂肪に変えて蓄積する作用があります。
つまり、こういうことになります。
GI値が高い食べ物→血糖値が上がる→インスリンが出る→脂肪がたまる→体脂肪が増える
代表的な糖質のGI値を挙げてみます。
白砂糖 | 黒糖 | 食パン | 白米 | 甜菜糖 | 果糖 |
110 | 99 | 95 | 88 | 65 | 22 |
果糖は血糖値を上げる作用はないので当然GI値は低いのですが、甜菜糖は白砂糖、黒糖よりもずっとGI値が低いです。
糖質なのに、体脂肪を増やす作用は弱いのです。
体重を気にする人でも安心して使えますね!
オリゴ糖が豊富で腸内環境を改善
オリゴ糖、最近ではスーパーにもドラッグストアにもたいてい置いていますよね。
オリゴ糖は水溶性の食物繊維であり、消化されない糖質です。
消化されないので、体内のエネルギーにはなりませんが、良質な食物繊維として腸内環境を改善させます。
善玉菌であるビフィズス菌を増やす作用があると言われています。
甜菜糖の中には、このオリゴ糖が豊富に含まれています。
白砂糖や黒糖にはオリゴ糖は含まれていません。
甜菜糖って本当に優秀ですね。
ミネラルが豊富
白砂糖のように、精製された糖質は純度が高い代わりに、ミネラルがほとんど含まれていません。
甜菜糖は原材料のビートをそのまま利用して作られていますので、ミネラルは豊富に含まれています。
カリウムが豊富で、亜鉛、鉄などの微量元素も摂れます。
甜菜糖について詳しく知りたい方は、ホクレンのホームページをどうぞ。
↓
あなたも体にも腸にも優しい甜菜糖を入れて、だし巻き卵を作ってみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。
こんにちは!
こばやし内科クリニックの小林です。
今回は北海道名産の「甜菜糖」を使った『だし巻き卵』をご紹介します!
まろやかな甘さで食べやすいですよ。