
ワシの尿を調べて、何歳まで生きられるか教えてほしいワイ!

ロッシー君、心配しなくても君は長生きできるよ(笑)!
血液検査は苦手・・・
痛いのは嫌だなあ・・・
病院に行って、長時間待たされるのが苦痛・・・
あなたは、そんな風にお悩みではないでしょうか?
血液検査って、人によってはハードルが高いと思います。
でも『尿検査』って、すごく簡単にできますよね。もちろん痛みもないですし。誰かに手助けしてもらう必要もありません。
学校の検診でも、よく尿検査をしましたよね。
同じ要領で、尿を用いて『ビタミン』、『ミネラル』を簡単に詳細に、なおかつ正確に調べることができます。
僕はつい最近、Web上で尿で検査できるキットを偶然見つけました。
僕自身がモニターとして検査してみましたので、ぜひ参考になさってくださいね。
目次
まずは注文する
この検査キットを見つけた発端はAmazonでした。
Amazonでは最近、コロナ検査キットや血液検査キットなど、いろいろな検査用キットが販売されているのです。
そこで見つけたのがユカシカド社の『VitaNote』でした。

VitaNoteは尿を検査することで、ビタミン・ミネラルの過不足を詳細に調べることができるキットなのです。
およそ検査前3日間の食事から摂取された栄養素を反映するということです。
尿で検査できる科学的根拠もホームページに記されています。
でも正直なところ、「尿だけで本当にわかるの?」とあまり期待していませんでした。
興味はありましたので、やるだけやってみようと思い、3,980円で購入しました。
キットが届いたけれども・・・

注文して数日で検査キットが届きました。
パーソナル栄養検査キット、「尿を送るだけで栄養状態がわかる」と書いてあります。
箱はシンプルですが、良いデザインだと思いました。
ですが、「さあ検査しよう!」とはなかなか思い立ちませんでした。
届いたのが12月だったため、何かと忙しいこともありました。
実際に検査したのは年が明けてからです。
その様子は次章でお話ししていきます。
いざ、検査!
年末年始はきっと検査に対応していないだろうと思い、2022年1月19日に検査することにしました。
しばらく放置していた箱を初めて開けて、中身を確認しました。

説明書、郵送用の封筒、尿採取のキット、検体を包む袋が同梱されていました。

左からスピッツ、安定剤(尿の変性を防ぐ)、簡易的な組み立て式の採尿コップです。
これらを使用して採尿しました。
何も難しいことはなく、簡単でした。
専用アプリに登録して郵送
検査結果は専用アプリに表示されるとのことで、こちらのアプリをダウンロードしました。

個人情報などを入力して、検査の申し込みをしました。


アプリの画面に従って入力すれば、簡単です。
あとは封筒に検体を入れて、ポストに投函して終了です。
さあ、結果はどうでしょうか?
この時点でも、正直、正確な結果が出ることは期待はしていませんでした。
さあ、結果が出た!
1週間ぐらいで結果が出るということでした。
メールアドレスも登録していますので、メールに先に来るのかな?と思いきや。
何気なくVitaNoteのアプリを開いて見たら、結果が出ていました。
1月27日のことです。郵送してから8日目ですね。
それでは実際の結果を見てみましょう!

おお!綺麗な円を描いているように見える!
アドバイスも見てみる。

「若々しい生活を意識」なんて選んだっけ?覚えていない(笑)。
ん?ビタミンB6とナトリウムが過剰?まじですか。
酸化ストレスがやや過剰?そんなものもわかるのかあ!!
詳しく見てみよう。
ナトリウム
まずは『ナトリウム』。

ナトリウムは塩分のことですね。
11596.8mgということは、約11.6gということか。
ナトリウムを食塩に換算すると、11.6✖️2.54=29g
いくらなんでも1日29gの塩分は摂れないだろう・・・
この結果はちょっと??です。
ビタミンB6
次はビタミンB6です。

ビタミンB6は過剰症があると言われているので、上限量が設定されています。
『過剰』と判定されていますね。
僕が普段飲んでいる、ビタミンB群のサプリメントからは1日80mgのビタミンB6を摂取しています。
ですので、こちらの結果はおおむね妥当と考えられます。
僕と同じようにビタミンB群のサプリメントを飲まれている方。
ビタミンB6は消耗が激しいビタミンなので、ちょっとやそっとでは過剰症になりませんのでご安心を。
酸化ストレス
僕が一番、気になったのは『酸化ストレス』です。

酸化ストレスって、あまり聞き慣れないかもしれませんが、『体を錆びつかせる』ものですね。老化や動脈硬化などの元になります。
活性酸素をいかに無駄に発生させないかが鍵となります。
8-OHdGって何だろう?
ちょっとググると、酸化ストレスのマーカーらしい。
僕の結果はそんなに高いわけじゃないけど、やはり気になりますね。
思い返してみると、検査した頃は食生活が乱れたり、ストレスが溜まったりしていました。
特に食生活はコンビニ食、外食ばかりでした。
いかんいかん。
ということで、体のことを第一に考え、自炊をしっかり頑張ることに決めました。
次回、調べるときは酸化ストレスを基準内にしたいものです。
タンパク質
さて、タンパク質はどうでしょうか?
最も大事な栄養素と言ってもいいでしょう。
僕は糖質は制限気味にして、タンパク質メインの食事を摂っていますので、高く出るはずです。

タンパク質の推定吸収量は128.8gということです。
そこまでの量は食べていない気がします。
もし本当だとしたら、体重あたりに換算すると
128.8g/65kg(僕の体重)=1.98g/kgとなります。
少し多めになっていると思いますが、タンパク質を多く摂っている結果は尿にも表れているようです。
検査としての有用性
今まで僕の結果を見てきて、どう思われますか?
まずまず信頼のおける結果が出ているのではないでしょうか。
僕はまた、ある程度の期間を置いて、また検査してみようと思っています。
今年の2月上旬から測定できる項目が増えるようです。亜鉛、鉄、ビタミンDも一緒に測定できるのは、かなり大きいと思います。

サプリメントが届く
このVitaNoteは尿検査で終わるわけではありません。
尿検査の結果により、オーダーメイドされたサプリメントが自動的に送られてきます。
初回のサプリメントは無料ですが、2回目からは有料となります。
実はこの記事を執筆し始めた日に、ちょうどサプリメントが届きました。

サプリメントが入っている袋は1日分が1袋となっており、つながっています。

中に入っている箱を組み立てると、1日分ずつ袋を取り出せる仕組みとなっています。
これは便利で面白い箱です。

納品書にもあるように、今回は『初回お試し用サプリ』ということで、0円です。
2回目以降のサプリメントを購入するかどうかは、各自でご判断くださいませ。
まとめ
最初の方にも書いた通り、僕は尿を用いてのビタミン・ミネラル検査って、あまり正確な結果が出ないのではないないかと思っていました。
しかし、このVitaNoteは、それなりの精度でビタミン・ミネラルの過不足を評価することができます。
酸化ストレスを評価できるのも、意義としては大きいと思います。
近いうちに、さらにバージョンアップされるようですので、興味のある方は是非購入してみてください。
もし、検査されたようでしたら、ぜひ僕に結果を教えてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。
こんにちは!
こばやし内科クリニックの小林です。
今回は尿だけでビタミン・ミネラルバランスを詳しく調べることができる検査キットを見つけましたので、ご紹介させていただきます。